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京都、亀岡市にてフォークリフトのカギ作成
今回ご紹介いたします案件はこちら!
「フォークリフトのカギの作成」です!
こんばんわ。
京都の鍵屋、錠安セキュリティです。
今回は、京都の亀岡市にて変わった乗り物のカギ作成依頼をいただきました。
そうです、「フォークリフト」です!
皆様、フォークリフトってピンとくるでしょうか?
工場とかによくあるイメージですよね!
重たい荷物を下からすくい上げて運ぶアレです。
言葉だと説明が難しいのでまずはこちらの写真をご覧ください。
これがフォークリフトですね!
そもそもこのフォークリフトのキーブランク(削られていない状態の鍵のこと)は、何番が使われているのか?
まずは、イグニッションに挿さるブランクを探すところから始めます。
普通の車、例えば、トヨタやホンダ、日産に三菱などの乗用車ではデータがあるため、この年式のこの車種にはこのキーブランクが使われているということがすぐに判断できます。
しかし、今回のケースのようにフォークリフトや農業で使用されるトラクターなどの乗り物は、データがほとんどございませんので、何番のキーブランクを使えばいいのか?というところからのスタートになります。
そして、様々な資料を見ていく中で分かってきました。
このフォークリフトのブランクは、「M13」のようです。
一度、試しにM13のブランクをイグニッションに挿してみると確かに綺麗にささりました。
カギ穴を覗いたところ配列は、片側にピンが6枚入っていましたね。
メーカーは、TOYOTAでしたので、M13で間違いないでしょう。
次に、この6枚のピンのピッチ(ピンとピンの間隔のこと)を図っていきます。
この作業もデータがあれば必要ないのですが、データがないためにピッチの間隔を図らなければなりません。
このピンとピンの間隔を正確に図らなければ、例えどんなに鍵の山と溝が正しかろうがカギが回りません。
ですので、正確に1ピン1ピンのピッチを図っていきます。
そして、ここからは、自動車やバイクと同じ要領でピンの段差を調べていきます。
6ピンすべての段差を調べ終えた後は、キーマシーンでカギを削っていく工程に入ります。
そして、カギを削り終えれば、写真の白い矢印のイグニッションにカギを挿して、動作確認です。
一回でエンジンは掛かりませんでしたが、何回かチャレンジするとエンジンが掛かり、カギが完成いたしました!
ついでに合鍵、スペアキーも作成し作業完了です!
いや〜往生しましたね!
しかし、過去のデータがない乗り物のカギの作成は、エンジンが掛かった時の喜びはワールドカップでブラジル相手にゴールを奪った時ぐらいの喜びに相当しますね!笑
今までにも、かなり旧車のアルファロメオや、特注で製造された軽トラックの荷台に装備された箱、ユンボー、ダンプカーにショベルカーなどのカギ作成実績がございますので、他社では対応不可能、断られたカギの作成も弊社ではお受けいたしますのでお気軽にご連絡くださいね。
それでは、この辺りで失礼いたします。
京都のカギのトラブルなら何なりとお申し付けください!
ご愛読ありがとうございました。